2018-02-26  毛ばり 

毛ばり用ゼンマイの下ごしらえ

 フライのダビング材には良いものがありますので巻きにくいゼンマイを使う人は少ないですが、やはり、テンカラ毛ばりとなると使ってみたいものです。
 この巻きにくいゼンマイですが、下ごしらえをする事で大分巻きやすくなります。
 自分で採取したものや市販の物でも不純物がかなり混じっているものです、拡大して見ますとよくわかります。

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 色の濃い部分と薄い部分がありますが、ダビングニードルか太めの針などで少しずつほぐしていきますと、きれいなうすい茶色の部分だけになります、ほぐす事で繊維が短くなると言う事はありませんね、スレッドに巻きつける時も塊が少なく少量ずつ巻く事が出来ます。

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 メスキジのハックル、#12の鍼に巻いてみました、ゼンマイだけだとどうしてもズン胴になりがちですので、先端はストリップドピーコックを巻く事で締まって見えます(人間には)、剣羽かもっと毛足の短い羽を使えばもっと上品に出来ると思います。

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 逆さ毛ばりですがイマイチですね。

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2018-02-20  毛ばり 

剣羽の下ごしらえ

 テンカラ好きの釣り人は、フライとは違った日本特有の毛ばりや釣り方に憧れやロマンを持つものですが、その中でも、キジの風切り羽と言われるキジ一羽から2枚しか取れない剣羽を使った毛ばりを一度は試してみたいと思うものです。
 フライのマテリアルの普及で、テンカラ毛ばりも簡単に巻け、それなりの良い毛ばりが巻ける昨今ですが、今回は材料がありましたのであえて剣羽の毛ばりについて書いてみました。
 材料と言っても剥製のキジの剣羽です、風化していますので上手く出来ますかどうか。

17_(1)_convert_20180218161811.jpg これがキジの風切り羽です、高麗キジか日本キジかメスかオスかも忘れてしまいましたがあまり違いはないようです、ご覧のように3cm程の物です。







17_(3)_convert_20180218161846.jpg 羽の中心を境に外弁と内弁に分かれますが外弁は少し硬くて短いです、剣羽はこの羽の硬さが特徴なのです、巻くにはこの1枚の羽を半分に裂いて2本の毛ばりを作ります、最初に羽の裏から柄の部分を硬いもので羽先に向って押しつぶします。




17_(2)_convert_20180218161829.jpg 潰すとき古いものはボキッボキッとかすかな割れる音がします、カッターの先で二つに割るのも良いですが失敗しやすいですね、私はマチバリで少しずつ根気よく二つに分けていきます。






17_(4)_convert_20180218161902.jpg 風切り羽でないこのような大きな羽でも外弁の部分だけを使うことが出来ます、少し毛足の長い毛ばりになり柔らかくなりますが実際に使ってみて何ら問題無く使えます。







17_(5)_convert_20180218161922.jpg そして、この位大きな部分になりますと、羽の先端部分から引き裂くことが出来ます、使用する外弁の部分を残すように意識して裂くことが大切です。







17_(6)_convert_20180218161938.jpg すべてそうですが割った芯(柄)の部分には白い髄がありますので針などで掻き出しておけば巻く時にきれいに巻けます。









17_(8)_convert_20180218162013.jpg 左の風切り羽の方は細く見えますが鋭角に寝ている為で巻くと調度良くなります、あまり密に巻く必要はないので1.5~2cmもあれば十分でしょう。







 いつかこの羽を巻いてUPしたいと思ってはいますが、最近は腰が痛くて土日以外は毎日近くの整体に通い、きれいな姉ちゃんにマッサージをしてもらい、電気をかけてもらってホカホカになって帰り、ピョンチャンを見ているだけの生活です、ズクが抜けて毛ばりも巻く気もなくなっていますのでどうなりますか。








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2018-02-10  毛ばり 

人も魚も光りものがお好き!

 現役のころは、川が禁漁になれば木曽の木祖村の管理釣り場 「はばろく」 にルアーをやりに行ったものです、40年近く前ですね、ルアーと言っても当時はスプーンとスピナーだけでした、それが今ではルアーの種類も増えて渓流釣りも出来るようになったとは驚きです、当時聞いた話ですが、スプーンルアーは、ピクニックに行った家族が池のほとりで食事中、誤ってスプーンを池に落としたら魚が寄って来たことから魚はキラキラ光るものに興味を示す事にヒントを得てスプーンルアーが出来たとの話です。
 多分、日本では落とすとすれば割りばしですから西洋の話ズラが・・・。
 人間もキラキラ輝いている時がいいですねぇ~、私なんか頭頂部が輝きだしました。

13_(1)_convert_20180204155343.jpg そんなわけで、毛ばりも光るものを巻いて見ました、毛ばり巻きに凝った若い頃、フライのマテリアルを知識も無いのに買い集めて埃を被っていた物の中にオーバル・ティンセルとおぼしき物がありました、他にもラメ糸などがありますが幅が気に入らず、これを解いて使ってみたら面白と思ったのです。

13_(2)_convert_20180204155401.jpg 巻き方はいつもの「犬の卒倒」です、巻き終ったらアロンアルファーで補強します。










13_(3)_convert_20180204155421.jpg ハックルはキジの首の部分の小さめを使いました、この部分写真ではよくわかりませんが青黒く光る部分です。









13_(4)_convert_20180204155442.jpg 金と銀を巻きました、なかなか均一にきれいに巻くのは難しいですが、お魚さんはそこまで見ないでしょう。














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2018-02-06  毛ばり 

何故か気になるこの毛ばり

 また面白くもない毛ばりの記事です、それでも毛ばりの記事は意外と訪問者が多いのでありがたいですが「拍手」は少ないですね、やっぱり「出ほうけ」な記事ですからがっかりするのでしょう。
 注 (「出ほうけ」とは信州の方言で、根拠のないいわば出まかせの事です)
 それでも懲りずにまた書くのです、ネタが無いので釣りが始まる春まではしばらくはあきらめてください。
 さて、私は最近レネゲイド風の毛ばりが気になって仕方がありません。
 以前、通常のシャンクの長い鍼に巻いてみましたが、何故か味が無いというか形がきちんとし過ぎて私は気に入らないのです、虫を思わせるようにするには若干丸味を帯びた形の鍼が良いのではと思い、探しましたのがマルトのc41SEの#12です。

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 ハックルは、コックネックの細い部分です、サドルと違って羽が密でないのが良いような気もします、高い金を出して買っても使う事が無く残ってしまっている部分ですが、この毛ばりには合うような気がするのです、これはグリズリーです。

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 茶系の物です、使う事が無く大分古いものです。

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 グリズリーをむしってローバスバチックで染めた黒です。

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 上記の物はすべて胴はピーコックハールをスレッドと縒って巻きました、写真は毛の部分が濃い感じに写っていますがもう少し薄い方が良いかもしれませんね、特に下の方は少なくして羽と言うより足をイメージさせた方が良いかもしれません、胴の部分は使ううちにピーコックの繊毛が取れてもう少し細くなる予定です。

 次のはハックルはグリズリーで、胴をヘヤーズイヤー、ゼンマイ、ダビング材の緑で巻いて見ました、レッドワイヤーを巻いてありますので胴が太くて気に入りませんので右のはドライで巻いて見ました、ヘヤーズイヤーは巻いてからハサミでカットしました手間がかかりますが雰囲気は良いですね。

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2018-01-28  毛ばり 

サドルで巻く毛ばり

 今から30年ほど前までは木曽川でもあちこちで釣り大会が行われました、当時の大会は餌釣りだけでしたので、その大会の残り物をテンカラで狙ったものです、餌で代わる代わる攻められたイワナやアマゴは毛ばりで面白いように釣れました、しばらくして渓流でもルアーが盛んになり状況は一変し、放流した魚はルアーですべて釣り切られるほどになってきました、これも時代の流れでとやかく言うつもりはありませんが、当時活躍した毛ばりの材料などがありますので巻いて見る事にしました。

9_(9)_convert_20180121191609.jpg 当時、ほとんどはコックネックのグリズリーでしたがしばらくして、巻きやすいコックサドルハックルを見つけ盛んに使いました。
 子供の頃、兄が二段に巻いた毛ばりを使っていたことから、しっかりは覚えていませんが記憶を頼りに自分なりに巻いて、スギッパ巻きなどと呼んで使っていました。


 今回は、レッドワイヤーを使います、この手の毛ばりはなかなか沈まない為の使用です、胴はピーコックアイの赤染めです。

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 二段目のハックルはサドルの毛足の短い物を使います、あまり厚く巻かず、2回位で十分です。

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 一段と二段の間はピーコックハールを使い、一段目のハックルは少し毛足の長めのサドルを使います。

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 完成です、ヘッドは茶色のスレッドを上巻きして雰囲気を出してみました。

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 この二段に巻いた毛ばりについては、以前に思わぬ発見に唖然とした事がありました、その記事が下記にありますのでよろしかったご覧ください。

  60年前の毛ばり?

  レネゲイド

 文化交流の少ない行き止まりの渓谷の集落で使われていた毛ばりが、西洋毛ばりのレネゲイドにそっくりであったというのも何ともロマンを感じますね。

 
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プロフィール

名前 : ハックル70
山国 信州に住む老人です、奈良井川・木曽川水系の川や山を楽しんでいます、どうぞよろしく。

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