2017-11-19  毛ばり 

こんなもので胴を巻く 1

 毛ばりのダビング材はフライの流行とともにいろいろな物が出回っており、名前も横文字が多くて私ら年寄りには分からないものばかりです、テンカラ毛ばりしか巻かない私にも確かに便利だと思うものもありますが、できれば身近な自然の物で巻きたいという拘りもあります。
 大分昔の事ですが、義兄の畑にトビ(トンビ)らしい鳥の羽が大量に落ちていて、義兄がそれを拾って持って来てくれた物があります、すでに動物に食いちぎられて散らばっていたとの事で頂いたのは大きな羽だけでしたが、そのまま保管してあったのです、今回、何かに使えないものかと考え、この羽を使って胴を巻いてみる事にしました、

64_(1)_convert_20171029151155.jpg

 羽の内弁の部分を3mmくらいむしり取り、それを先端から巻きます、いろいろテストした結果、先端から巻けば繊毛が立って良い感じになることが分かりました。
 まず、スレッドでしっぽの先端に止めて胴の形を作ります。

64_(2)_convert_20171029151214.jpg64_(3)_convert_20171029151229.jpg

 ヘッドに向って巻き上げて行きますとこんな形になります、この羽、ピーコックハールより丈夫です、もし心配でしたらスレッドで縄状にして巻いても良いですが、意外とボリュウムがありますので下巻はもう少し少なくても良いかもしれませんね、胴が完成です。
 ハックルにはメスキジの羽を使ってみました。

64_(4)_convert_20171029151250.jpg64_(5)_convert_20171029151315.jpg

 こんな形に出来ました。

64_(6)_convert_20171029151330.jpg

 次は同じ羽の部分ですが、今度は付け根の部分から巻きますとこんな形の螺旋がはっきり出ます、しかし残念ながら根元の部分だけで全体にこの模様は出来ませんし、少し面倒ですがこれもまた面白いですね。

64_(7)_convert_20171029151345.jpg64_(8)_convert_20171029151359.jpg

 ハックルは雄キジで、爺さん毛ばりです。

64_(9)_convert_20171029151414.jpg



「拍手」 はコメントも出来ます
「ランキング」 も参加してみました、ポチッと押して頂ければ嬉しいです

                                                
2017-11-15  毛ばり 

逆さ毛バリの胴長を修正

 私はあまり逆さ毛ばりは使いませんが、大きな羽の使い道にシャンクの長い鍼に巻き込む事でハックル径を小さくしていましたが、使ってみてそれで特に問題はないのですが、イマイチ格好が悪いですね、逆さ毛ばりの場合は羽の向きが逆ですので特に長く感じます、今回は少しでもスタイルを良くしようと別の鍼に巻いて見ました。
 この鍼でも巻き始めの距離を加減すれば何とかなります、今回は羽は山鳥の胸の羽です、裏返しに止めてヘッドに向って折りこみクセを付けておきます。

56_(1)_convert_20171007153525.jpg56_(2)_convert_20171007153546.jpg

 一番厄介な所ですが、針先に向って巻いていきます、羽の毛足の長い部分がヘッドから遠くなるという考えです、巻き終ったら今度はビーズまでスレッドで押さえていきます、ビーズ近くでは強く締めると羽が開きますので開き具合を加減します。

56_(3)_convert_20171007153603.jpg56_(4)_convert_20171007153621.jpg

 胴を作りますが逆さ毛ばりの場合は露出しますので、頑丈にするためVリブを使ってみました、脇の部分はピーコックですがスレッドで縄状にしてから巻きますと丈夫できれいに巻けますよ、出来ました。

56_(5)_convert_20171007153637.jpg56_(6)_convert_20171007153653.jpg

 こんな形に出来上がりです、ちょっとハックルが大きいかな、脇のピーコックは太く感じますが、使ううちに繊毛が取れて調度良くなります。

56_(7)_convert_20171007153709.jpg

56_(8)_convert_20171007153724.jpg 上が以前の物、下が今回巻いたものですがキジの羽です、
すこしは格好良くなりましたかね、しかし、こんな事どちらでも良いことですが参考までに。









71_(1)_convert_20171113185812.jpg  お知らせ、 店に卸す為や試験的に巻いた毛ばりがあります、「爺さん毛ばり」 が主ですが、もし参考に欲しいという方がいらっしゃれば材料費でお分けします、すべてそのまま使えるものです、ただし、市内の方はお店に迷惑が掛かりますのでご遠慮願います、詳しくは拍手コメントに非公開でメールアドレスを教えて頂ければ詳しい事はお知らせします、釣れない毛ばりですがよろしかったらお気軽にどうぞ!

この度はご協力ありがとうございました、巻いてあった毛ばりも終わりましたのでこのコーナーは終了とさせていただきます、今後は店には出しませんので、爺さん毛ばりを中心に必要なだけ巻いていきますが、ご希望の毛ばりなどがありましたらいつでもご相談ください、大量は駄目ですが価格的にも満足いただけるように致します、ありがとうございました。
 









「拍手」 はコメントも出来ます
「ランキング」 も参加してみました、ポチッと押して頂ければ嬉しいです

                                                
2017-11-10  毛ばり 

高麗キジを巻く

 前回、日本キジと思って手に入れたキジの剥製が高麗キジであった記事を書きましたが、今回は、その高麗キジだけを使ってテンカラ毛ばりを巻いてみます。

 尾っぽはヤマドリとは行かないまでも立派です、この部分を2~3ミリ剥がして胴に使います。

66_(1)_convert_20171031145325.jpg66_(2)_convert_20171031145342.jpg

 剥がした羽の先端から巻きます、羽の筋が出ますがそこがまた良いと勝手に思えば良いですね。

66_(3)_convert_20171031145357.jpg66_(4)_convert_20171031145414.jpg

 このキジでハックルに使えそうなのはこの2種類です(私には)。

66_(5)_convert_20171031145434.jpg

 こんな感じになりました、日本キジより一本一本が細い感じですね、これは上の羽です、電球色スタンドですので赤く撮れてしまいます、近々LEDの電球に変えようと思っていますが、しばらくは下書き記事がありますので終わるまで待ってください。

66_(6)_convert_20171031145450.jpg

 これは下の羽です。

66_(7)_convert_20171031145506.jpg


 私の巻く野鳥の毛ばり、見た感じハックルが大き過ぎると感じる人が多いと思いますが、拡大写真と言う事もありますし、現物を見てもらえば程良い大きさです、実際に使ってみましても違和感無く使えますね、この手の毛ばりは最初は浮いていますが、しばらく使う事で少し沈み気味になりますその辺の時が私は一番釣れるような気がしますね、あくまで私個人の感想です、テレビの健康食品や化粧品の宣伝の言い逃れと同じですのであてにはなりません。



 これは桑原玄辰先生の著書ですが、この本のカバーの毛ばりが私の毛ばり巻に大きな影響を与え、そして、非常に参考になりました。

  クリックすれば詳細が分かります。










「拍手」 はコメントも出来ます
「ランキング」 も参加してみました、ポチッと押して頂ければ嬉しいです

                                                
2017-11-06  毛ばり 

毛ばりハックルの調達

 私はテンカラ毛ばりはほとんどキジの羽を使います。
 狩猟が解禁になりますと、知り合いの鉄砲撃ちには、キジを獲ったら首の部分だけで良いから切り離して取っておくようお願いはしてありますが、獲れないのか面倒なのかなかなか連絡をくれません、そこで数年前から毛ばりにはキジの剥製も使っています。
 一時期、キジの剥製を玄関などに飾るブームみたいなものがあったんですが、今はホコリを被って始末に困る家が多いですね、ヤフオクでも中古の安いものが落札できますが、止まり木などがありますので送料が高くなってしまいます、そこで考えたのが市の暮らしの相談の 「譲ります・譲って下さい」 コーナーに登録するというものです。

65_(1)_convert_20171030105114.jpg

  前回の時もそうでしたが、一週間も経たないうちにさっそく連絡が来ました、今回も無料で頂き、さらに自宅まで届けてくれました、ありがたいですね。
 今回は、残念ながら日本キジでなく高麗キジの剥製でしたが茶系の羽に使えそうです、自然木の大きな止まり木に付けてありましたが、昔なら貴重でしたが今は興味のある人もいないでしょうね、細かく刻んで可燃ごみで出すことになります、流行の変化は激しいものですね。

65_(2)_convert_20171030185538.jpg
 
 風切り羽もちゃんとあります。

65_(3)_convert_20171030185554.jpg

 尾も立派ですので何かに使えます。

65_(4)_convert_20171030185612.jpg

 しかし、私の気に入ったハックルに使える羽はこれだけです、日本キジの青黒い部分を使っていた私にとっては茶系のこの部分も魅力たっぷりです、冬のうちにしっかり巻いて来期が楽しみですね。

65_(5)_convert_20171030185631.jpg

 もし、私のようにおやりになる方がいましたら解体はマスクを着用し、必要な羽は必ず中性洗剤で洗ってお使いになるのが良いと思います、剥製の製作には強い防腐剤を使うと聞いていますし、ダニなどの心配もありますからね。


「拍手」 はコメントも出来ます
「ランキング」 も参加してみました、ポチッと押して頂ければ嬉しいです

                                                
2017-10-29  毛ばり 

超簡単なテンカラ毛ばり

  テンカラをやってみたいが道具を揃えるのも大変、そんな方の為に、今回は、家にあるものを利用して毛ばりを巻く方法のご紹介です。
 以前にもUPしましたがさらに簡単毛ばりです。

 用意するものは万力、自己融着テープ、鍼、羽だけです、やはり羽だけは買った方が良いかもしれません、ミニパックの1,000円でも20~30本は巻けます、今回は#12用のグリズリーを使ってみました。

61_(8)_convert_20171022200820.jpg

 鍼は管付きの#12位が無難です、自己融着テープも安いものの方が良いです、幅2mm位にカットして引き伸ばしながら糸として使います、無理をせず少しづつ伸ばすのがコツです。

61_(2)_convert_20171022200641.jpg61_(1)_convert_20171022200623.jpg

 ヘッドから4~5ミリ位開けて針先に向って巻いて行き鍼のカーブのあたりで引き返してきます、テープの伸ばし具合で太さを調節するのがコツです、うまく巻くと虫の胴の体節風に巻く事が出来ます、羽は根元の方から巻き始めます。

61_(3)_convert_20171022200657.jpg61_(4)_convert_20171022200714.jpg

 希望の羽の量になりましたらテープで止めて完成です、解ける心配がありましたらアロンアルファーをちょっと付けておけば良いです。

61_(5)_convert_20171022200730.jpg61_(6)_convert_20171022200745.jpg

 もう少し手を加えたければ、毛糸を解いて細くしたものを巻き込むことでこんな胴も出来ます。

61_(10)_convert_20171022200841.jpg61_(11)_convert_20171022200858.jpg

 不要になったダビング材を使っても面白いです、ラメ糸?

61_(12)_convert_20171023101242.jpg61_(13)_convert_20171023101300.jpg

61_(14)_convert_20171023101317.jpg61_(15)_convert_20171023101336.jpg

 出来上がりです、これでも十分だと思いますよ、ちょっと毛ばりを巻いてテンカラをやってみたい方の参考になれば嬉しいですね。

61_(16)_convert_20171023101357.jpg

 全体的な注意点と言いますかコツは、いかにして自己融着テープを上手く伸ばしながら使うかという事に尽きますね。
 出来た毛ばりはドライとして使う事になりますね、水面に浮かべたまま流す釣りになります、したがって羽は視認性の良いグリズリーが良いと思います。
 餌釣りでほどほど釣れて余裕が出たとき、2、3本持っていれば渓流竿でも遊べますよ。




「拍手」 はコメントも出来ます
「ランキング」 も参加してみました、ポチッと押して頂ければ嬉しいです

                                                
プロフィール

名前 : ハックル70
山国 信州に住む老人です、奈良井川・木曽川水系の川や山を楽しんでいます、どうぞよろしく。

アクセスカウンター
カテゴリ
最新記事
リンク(順不同、敬称略)
日本ブログ村
ランキングは不参加ですが、お仲間のブログをご覧ください
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村 釣りブログ テンカラ釣りへ
アマゾン釣り用品
▼を押せばジャンルを変えて渓流釣りに関する商品の検索ができます