大きすぎる羽を巻く
野鳥などの羽はなかなか良いサイズの物が無いですね、特にキジの羽は首周辺を除けば大きすぎます、雄キジなどでも肩などの柄の羽の部分はなかなか良い風合いの毛ばりになりますが、残念ながら大きすぎて困ります、逆さ毛バリで使う方法は以前UPしてありますが、普通毛ばりでもある程度の大きさまでは修正出来る私の方法を紹介します。
写真、左位の大きさだと普通に巻いてもなんとか#12でしたら様になりますが、右位になりますと大きすぎます、そこでこの大きすぎるのを小さく巻く方法です、シャンク(胴)の長い鍼を使います、アイ(先端の糸を通す穴)から約5ミリ位のところにレッドワイヤー(鉛の線)を少しだけ巻きアロンで止めます、この意味は後で分ります。
_convert_20170328155011s.jpg)
_convert_20170328155032s.jpg)
_convert_20170402104013s.jpg)
最初に胴を作ります、これは何でも良いですが、今回はピーコック(クジャクの羽)の目玉模様のところを使ってみました、スレッド(糸)で押さえて胴のかたちを作り粘度のあるアロンを塗ってから螺旋状に巻くと丈夫に仕上がります、脇の部分はピーコックハール(クジャクの羽の糸状の部分)をスレッドと縄状にしてから巻き付けますとほどけません。
_convert_20170402103929s.jpg)
_convert_20170402104034s.jpg)
_convert_20170402104052s.jpg)
羽の先端から巻きますが、鍼のアイに近い部分で巻き終わるようにするのがコツです。
_convert_20170402104120s.jpg)
_convert_20170402104140s.jpg)
_convert_20170402104200s.jpg)
巻き終ったら、ボールペンの芯を抜いたもの、いわゆるハーフヒッチャーを差し込み羽のバランスを整えて、しっかりつまんでから胴に向ってスレッドで抑え込むように巻き込んでいきます、最初作ったレッドワイヤーに押さえつける事でハックルが開きます、開き具合は締め付ける加減で調整します。
_convert_20170402104226s.jpg)
_convert_20170402104246s.jpg)
_convert_20170402104307s.jpg)
巻き込んだ分およそ5ミリですから、10ミリ近く径が小さくなるという寸法です。
欠点は首が長くなるという事です、左はゼンマイで少しカバーして見ましたが、コンドル見たいで不格好です、右位なら今までも通常に使っていました、人間から見れば不格好な毛ばりでも、魚さんがどう思うかが問題です。
_convert_20170402104326s.jpg)
_convert_20170402103951s.jpg)
この位の大きさになれば問題なく使えると思います、そんな面倒なことをしなくてもと思う方が多いでしょうが、私は渓に想いを馳せて楽しみながら巻いているので、毛ばりは3分で巻くとか、何でも良いという方は笑って見ていただければ良いのです、まさに毛ばりは十人十色(テンカラー)ですからね。
_convert_20170402104350s.jpg)
クリックして頂ければ嬉しいです
コメントも出来ます
写真、左位の大きさだと普通に巻いてもなんとか#12でしたら様になりますが、右位になりますと大きすぎます、そこでこの大きすぎるのを小さく巻く方法です、シャンク(胴)の長い鍼を使います、アイ(先端の糸を通す穴)から約5ミリ位のところにレッドワイヤー(鉛の線)を少しだけ巻きアロンで止めます、この意味は後で分ります。
_convert_20170328155011s.jpg)
_convert_20170328155032s.jpg)
_convert_20170402104013s.jpg)
最初に胴を作ります、これは何でも良いですが、今回はピーコック(クジャクの羽)の目玉模様のところを使ってみました、スレッド(糸)で押さえて胴のかたちを作り粘度のあるアロンを塗ってから螺旋状に巻くと丈夫に仕上がります、脇の部分はピーコックハール(クジャクの羽の糸状の部分)をスレッドと縄状にしてから巻き付けますとほどけません。
_convert_20170402103929s.jpg)
_convert_20170402104034s.jpg)
_convert_20170402104052s.jpg)
羽の先端から巻きますが、鍼のアイに近い部分で巻き終わるようにするのがコツです。
_convert_20170402104120s.jpg)
_convert_20170402104140s.jpg)
_convert_20170402104200s.jpg)
巻き終ったら、ボールペンの芯を抜いたもの、いわゆるハーフヒッチャーを差し込み羽のバランスを整えて、しっかりつまんでから胴に向ってスレッドで抑え込むように巻き込んでいきます、最初作ったレッドワイヤーに押さえつける事でハックルが開きます、開き具合は締め付ける加減で調整します。
_convert_20170402104226s.jpg)
_convert_20170402104246s.jpg)
_convert_20170402104307s.jpg)
巻き込んだ分およそ5ミリですから、10ミリ近く径が小さくなるという寸法です。
欠点は首が長くなるという事です、左はゼンマイで少しカバーして見ましたが、コンドル見たいで不格好です、右位なら今までも通常に使っていました、人間から見れば不格好な毛ばりでも、魚さんがどう思うかが問題です。
_convert_20170402104326s.jpg)
_convert_20170402103951s.jpg)
この位の大きさになれば問題なく使えると思います、そんな面倒なことをしなくてもと思う方が多いでしょうが、私は渓に想いを馳せて楽しみながら巻いているので、毛ばりは3分で巻くとか、何でも良いという方は笑って見ていただければ良いのです、まさに毛ばりは十人十色(テンカラー)ですからね。
_convert_20170402104350s.jpg)
クリックして頂ければ嬉しいです
コメントも出来ます