2014-12-05  釣り道具 

平成の大修理、後編

古いタモの修理の続きです。

石突きを付け、気に入らない部分を削り、曲がりを修正して、最後の塗装です。

タモの塗装は、以前にもUPしてありますので簡単に説明しますが、必要な物はうるし(透)、筆、うすめ液、うるしはふぐ印が私は好きです、うすめ液も同じメーカーの物が良いですね、この外に筆洗いにペイントのうすめ液があれば経済的です、なお、仕上がりの色は(透)だけだと赤っぽくなってしまいます、もちろん好き好きですが、私はほんのちょっとですが(こげ茶)を混ぜます。

タモの作り方は、昨年カテゴリ「釣り道具」で何回にも分けてUPしてありますのでご覧ください。

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左下は、塗り始め1回目です、見事にムラが出ているのでほとんどの人はがっかりしますが、これで良いのです、1日以上乾かし完全に乾いたら、サンドペーパーの水ペーパー#600~#800を水につけて磨くようにして簡単にムラを直します、乾燥させて又塗ります、これを10回以上繰り返しますと右のようになってきます、ちょっと高めなところは少し磨きを強くして、如何にも使い古した感じを表現します、1カ月もかかる事もありますよ。

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そして、左が古いもの、右が今回直したものです。
あまり変わりないじゃん!と思う方は普通の人、なるほど!と思う方は若干道具にこだわりのある人ですね。
枠の歪みが気になる?…心配ご無用です、網を付ければ全く気にならなくなりますし、自然の風合いがあって良いと納得して頂ければ幸いです。

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そしてこのタモは、前回UPした柄の部分も鹿角にする大手術をしたもので、接続部分の塗装が完成しました。

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最後に、私の最高に気に入った渓流タモをご紹介して終わりにします。

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入魂

おはようございます。
漆、塗っては削りを10回以上も繰り返すんですか。手間をかけただけあって味のある色合いと艶が素晴らしいです。
二番目のタモは、鹿角のカーブに流れるようにつながっていて、そのなめらかな曲線が泳いでいく魚を思わせますね。

No title

おはようございます 凄いです 販売されているタモでもなかなかこんな逸品に出逢ったことはありませんよ バランスといい色といい 私なら河に持っていかずに 鑑賞用に飾っておきます。

リコプテラさんへ

おはようございます。
漆といっても、当市の木曽漆器のうるしとは違ってカシューでしょうか、ヘラブナの方が道具に使うのか釣り具屋には在ります、重ね塗りをして行くことで味のあるものになります。
アユのは着色してウレタンの透明で仕上げます、こちらの方が丈夫で実用的に作りますが、イワナのはこだわりですね

テクニカルゲームさんへ

おはようございます。
拘りというか実際にはそう使う事は無いのですが、本流釣りの時は良いですね、でも気に入った物は記事最後の1つだけです。

No title

おはようございます。
いつもながら良い出来栄えに修理できましたね♪
枠の角度なんかはハックル70さんの拘りなんでしょうね。
それぞれに良い感じにできていますが
やはり私も最後のタモが1番素直な様な気がします(汗)
あまりねじれず使い勝手が良いと自ずと手にするのが決まってしまうのではないですか?
やはりネズミサシのタモはどれも素晴らしいですね♪

山女魚さんへ

おはようございます。
やっぱり最後のが良いですね、枝も素直に伸びていましたので作り易かった記憶があります、使うのがもったいなくて部屋に飾ってあります。
手作りも良いものですね、今はナイフの柄に挑戦しています。

No title

おはようございます。

見事な仕上がりですね。
やはり、塗っては研ぎ、塗っては研ぎを丁寧に繰り返さないと綺麗に仕上がりませんね。

秩父は、祭りが終わったのでゆっくり挑戦してみます。

こだわり

綺麗に完成しましたね
時間を掛けてこだわりの仕上がりはお見事です
10回以上の塗りは完成度も違い風格が有ります

いちコーチ さんへ

こんにちは。
秩父夜祭りは終わりましたか、寒い時期のお祭りは珍しいですね、私の所でも山車が7台のお祭りがありますが、夏ですがやはり夜の灯りが屋台には良く合いますね。
タモですがたとえ形が悪くてもきれいに仕上げるのがコツですね、慌てず、焦らず、手を抜かずこつこつやれば自分なりの逸品になります。

釣りお爺さんへ

こんにちは。
実用的や機能的にはウレタンでも塗っておけば良いのですが、何と言いますかこだわりみたいなものがあって、こうなってしまいます、正直厄介ですが今だから出来る仕事?です。

No title

相変わらず見事なものですねぇ~
こだわりの逸品ですね。
こんなにも素晴らしい出来栄えのタモは私には使えそうもありません。
私なら多分飾っておくでしょうね。

maburinさんへ

こんばんは。
腰の調子はいかがですか?
タモもうるしなど塗ってきれいに仕上げると実用的ではないと言う人もいます、これだけは性分でどうにもなりませんね、私はどんどん使っています、作る楽しみだけで十分ですね。

No title

こんばんは。

やはり、最後は風格ですね。
素直で品があります。
塗っては砥ぎの繰り返しが味を産むのでしょうが、枝ぶり?タモぶり?の良い気を探して出会得た事が一番の喜びでしょう。

No title

仕上がりの良さはやはり手間のかかる作業なのですね。
性分とか拘りとかは出来栄えに正比例しているように感じています。
釣り師は短気と思っているし自分もそうなのですがハックル70さんはよく根気よく丁寧に作りますね。
自分はこんなに出来がよかったら観賞用になりそうです。(笑)

マンボウさんへ

おはようございます。
今朝は雪降りです、松本平南部の私の所は雪は比較的少ない地域なんですが、やはり異常気象でしょうかね、そうですねおっしゃる通りなかなか枝ぶりの良い木がなかなか無いものです。

幻の渓流師さんへ

おはようございます。
短気と言いますか、負けず嫌いと言いますか30年ほど前に釣りの本で見たタモに衝撃を受け、いろいろ問い合わせましたがなかなか教えてもらえず、ならば自分で作ろうと、たまたま甥っ子も釣りが好きで大工ですので彼も自分なりきに考えお互いに刺激しあったものです。
プロフィール

名前 : ハックル70
山国 信州に住む老人です、奈良井川・木曽川水系の川や山を楽しんでいます、どうぞよろしく。

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