2015-11-06  毛ばり 

毛ばりのシッポ 4

 毛ばりのシッポの部分について3、4回ほど書きましたが、作ったストリップドピーコックがもうすこし淡い色の方が良いのではないかと思った方もいらっしゃると思います。
 
 実は、私は色を自分で少し変えているのです。

 左がそのままの物、右が手を加えたものです。
 写真は巻いた状態を分かりやすくしただけで、実際使うボディーではありません。

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 グリズリーのハックルの染め方は、以前UPしてありますが、それは淡色から濃色の場合であって、濃い色を薄くするのは染料では駄目だと思います、事実、以前私もこの材料にベージュの染料を使ってみましたが全く駄目でした。
 
そこで考えたのは染めるでなくて脱色です、塩素系の漂白剤を使いましたら見事に融けてしまいました。
 ふと、閃いたのがオキシドールです、酸素系の漂白剤でも良いかもしれませんが、弱くなってしまっては困りますし、この液なら体に使用するものですから安全だと思ったのです。

 作り方はいたって簡単、二昼夜ほどオキシドールに浸けておくだけです。
 (小瓶100円位だったと思います)

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 左が、作ったストリップドピーコックです、右は脱色したものですが見た目はそんなに違いませんね、正直、そこまでやらなくても良いとも思いますが・・・・
さらにアンモニア水で中和しておけば長持ちするかもしれません。

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 私は、こんな風に使っています。
 左が黒の普通のウエット毛ばり、右がキジの羽の爺さん毛ばりです。

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それから、ストリップドピーコックの作り方で言い忘れましたが、大きな羽で買ってきた場合ハールの部分の繊毛が長すぎるのもあります、ストリップにするには都合の良い部分で、一般的には消しゴムでゴシゴシですが、種類にもよりますが、ゴム手袋でこすれば取れるものもあります。

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 うまくいかない?
 焦っては駄目です、ゆっくり眺めながら、脱がせる楽しみを味わなくっちゃ、あれだってそうです、ジジはもう興味もないが。
 なに! ゴムは嫌い? 若いうちは使いなさい、特に外来種を釣る場合は、素手では感触は良いが後悔と怪我(毛が)が残ります。

 ニタニタして読んでいる方! 誤解のない様に、毛ばりのマテリアルの話ですよ!

 しかし、良く考えてみれば、こんな馬鹿げたことは真似する必要はないですね、鍼に毛糸を巻いただけでも釣れる時は釣れるんですから。
 それでも毛ばり巻きも釣りの一部と楽しんでおられる方は、頭の片隅に入れておけば、冬場の毛ばり巻きの参考になるかもしれませんね。

 以上で4回にわたって公演した ストリップ劇場 は以上を持って閉演と致します。

 ご来場ありがとうございました。




 
                                                

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No title

おはようございます。
興味深いストリップ劇場でしたね♪
でも脱がして脱色するとは考えもしなかったですね(汗)
これで良い色が出来れば客を呼び込まなくても大丈夫ですよね。
あっ毛鉤の話でしたよね(笑)

No title

おはようございます。
確かにテンカラ毛鉤はこの辺りまででしょうね。
あまりやり過ぎてしまいますと迷宮に陥ったりフライの世界になってしまいます。
ゴム手を使うなんてハックルさんらしいですよ。
大変良い公演を観せて頂きました。(笑)

山女魚さんへ

おはようございます。
そうですよ!毛ばりの話ですよ思い出話ではありません。
ご参考になれば幸いです、これも毛ばりの事です。

詳しく紹介し過ぎ、店から止めときなさいと言われましたので、「人生劇場」は止めます。

釘付け

おはようございます。
目が釘付けになる4回公演でした(笑)
色を付けるのは考えても、脱色とは考えませんでした(°0°) ゴム手袋は消しゴムより簡単そうですね!
いろいろ参考になりました。ありがとうございます!
もしかしたら、この毛鉤、吉江さんに補充されました?

テクニカルゲームさんへ

おはようございます。

ちょっと伝承毛ばりからはみ出してしまいましたが、長い間いろいろなことを工夫してきたものです。
最終的にはキジの毛ばりで終わりとなるでしょうね。
やっぱり先人の知恵と実釣の経験には、深いところがありますね。

リコプテラさんへ

おはようございます。
ゴム手袋で出来るのは大きな羽の下の方のハールだけです、店で今シーズン売れ残ったものは県外の業者さんに格安で提供しているようです、新しいものは12月終わりころから店に出す予定です。
猟が解禁になれば、もしかしたらキジが手に入りますので、拾った雌雉とともにキジを主体とした毛ばりにするつもりです。

思考試作

マテリアルを自分なりに
思考して自分カラーの疑似餌を
作るのはプロの仕事でしょう

何もせず巻巻する事もできますが
進歩が無いですね、

流石はハックル70 さんです
私も思考する事が大好きで同感です。
新しい発見は嬉しいですね。

釣りお爺さんへ

こんにちは。

こんなことまでと思われるかもしれませんが、釣り人ならでの性で仕方ないですね、これからの時期は時間はたっぷり、無駄なことかもしれませんが、楽しみながら巻く毛ばりの時間もまんざらでもないですよね。

No title

おもしろ~~~い。
ハックル70さん、言葉の魔術師ですね。
座布団3枚!!!!
でもやっぱり生が一番!!
(生餌です(笑))

佐久っ子さんへ

こんばんは。
生餌が一番食いが良いです、佐久っ子さんあんたもすきねぇ~。

No title

今晩は。
脱帽です、ただただ脱帽です。
ストリップ劇場のトリのゴム使いは流石年の功でした。
何をしても勝てそうにありません。mabu

No title

流石のハックル70毛鉤。
いろいろな工夫がこの毛針に生かされているのですね。
目の付け所が違うブリーチ技。
あまりの光景にラストステージにかぶりつきとなりました。
(笑)

maburinさんへ

おはようございます。
何をおっしゃいますか、単なるすけべ~ジジーだけですよ。
maburinさんの正義感には、私の方こそ脱帽です、いろいろ考えてボケ防止に役立てています。

幻の渓流師さんへ

おはようございます。
暇を持て余し落語的に閉めようと思いましたが、落後してしまいました。
かぶりつきのお客さん、商品には絶対手を触れないでください!

ストリップト・ピーコックハール

こんばんわ。

私は入門書の写真を見ても、ストリップト・ピーコックハールが、どの部分なのか分からなく、また、羽根を消しゴムやゴム手袋で取り除くの知らなかったです。

孔雀の羽根を購入したので、時間があるときに、ストリップト・ピーコックハールを作り毛鉤を巻いてみたいて思います。

写真入りでの解説なので、とても分かり易いです。

身近に毛鉤を巻く人が居ないので、非常に助かります。

これからも、色々と参考にさせて頂きます。

(^^;

No title

おはようございます。

次から次へとアイデアが尽きませんね。
工夫あってこその楽しみですが、フィンガーテクニックを駆使して試してみるの良いですね。

えいチキさんへ

おはようございます。
あまり飾るのもどうかと思いましたが、長い冬いろいろ巻いて楽しむのも良いと思います。
渓流での毛ばりの選択はなかなか難しく、何が一番だと言うことは言えませんが、自分の気に入った毛ばりが一番だと思っています。

マンボウさんへ

おはようございます。
ボケ防止に少しでも役に立つかも知れませんね、工夫してうまくいったときは嬉しですが、無駄になった毛ばりが沢山出来てしまいます。
プロフィール

名前 : ハックル70
山国 信州に住む老人です、奈良井川・木曽川水系の川や山を楽しんでいます、どうぞよろしく。

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