2016-05-27  毛ばり 

簡単なテンカラ毛バリ作り1

 テンカラを始めたいが毛バリを巻くのは道具やら何やら揃えるのが大変です、毛バリも消耗品ですし買えば結構なお値段、そんなことでテンカラを躊躇している方が多いと思います。
 テンカラは、毛バリで落ちてきた羽虫などと間違えて魚を掛けるという釣りで、一瞬の勝負ですから、必ずしも虫そっくりでなくても良いと言われています。

 日本古来のテンカラ毛バリはすべて手先だけで巻いたものでしょうが、今はフライタイイング用の便利な道具が販売されています、それを使うのが一番簡単ですが、今回は、身近にあるもので出来る毛バリを作ってみます。

 その前に、最低これだけは必要というものですが、まずは鍼です、管の付いた袖の長い#12位が良いでしょう。
 次にはハックルです、以外と高額なものです、サドル系を買えば同じサイズがたくさん作れますがお値段も良いですね、最初はコックネックのハーフカット位から始めたらいいのではと思います。
 安くて、ありあ合わせの物が今回のテーマですので、バイスと呼ばれる鍼を固定して巻きやすくする道具は小型の万力、糸を最後に止めるハーフヒッチャーはボールペンの芯を抜いたもの、シザーズは手ばさみ、セメントは百均の瞬間接着剤、ボデーは毛糸をほぐしたもの、スレッドは出来るだけ細い百均のミシン糸、これで巻くことが出来ます。

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 最初にヘッドの方を3mmほど空けてミシン糸を鍼先に向けて下巻きします、本来はユニスレッド6/0位を使います、次に胴にする毛糸を糸で止めます。

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 糸がほどけないように、ハーフヒッチャー?でひねりがけを2回くらいして止めます、糸まきはほどけないように工夫をします、
本当はボビンホルダーがあれば便利です。

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 毛糸を巻きます、毛糸はよってある糸をほどいて出来るだけ細くしておきます、羽に近い方を太くなるように巻くとカッコ良いです、これも糸で止めます、余分な毛糸をカット、糸はそのままです、胴の部分の出来あがりです。

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 次にハックルを巻きます、この羽はグリズリーのミニパックで1000円位です、グリズリーとはクマではなく色の事で、仕上がりは白っぽくなります、黒の方が無難な気もしますが、染める方法は以前UPしてあります、ハックルの染め方
 綿毛を取り除きます。

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 羽の根元を残しておいた糸でしっかり止めます。

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 羽の先端を指でつまんで羽が垂直になるようにぐるぐる巻きます、巻き終わりを糸でしっかり止めます、ボールペンを差し込んで毛を均等にして左の指で押さえ、ボールペンを抜いて糸を巻けばうまく行きます。

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 最後にひねりがけを3回ほど繰り返し、接着剤で止めて完成です。

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 テンカラを始めたころやったきりですのでうまくできませんでしたが、方法だけ解かってもらえれば良いですね。

 ただ、魚を獲るというだけでしたら餌釣りの方が絶対ですが、毛バリで掛ける面白さはまた別ですから、そんなことを頭に入れてから始めたらいいですね、と言うのは、始めてみたものの釣果が上がらず道具が埃をかぶっている人が以外と多いものです。

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 次回は、さらに簡単な方法をご紹介します。





                                                

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非公開コメント

No title

おはようございます。
テンカラと言えばやはり毛鉤に成ってしまいますが
簡単な方法の毛鉤巻き道具お金をかけるだけではないですよね♪
でもハックルさんが巻くとやはり綺麗に巻けてしまいますね(笑)
是非夏休みに向かって簡単な道具で自作毛鉤を巻いてもらい
釣り餌の1つに忍ばせて行って使って欲しいですね♪

山女魚さんへ

おはようございます。
釣り人であれば沢山釣れればうれしいものですが、やはり自分で作った毛バリで掛ける、この貴重な1匹に楽しさを感じてもらいたいものですね、そして、毛バリ作りの時間も釣りの一部としてフィッシングの幅を広げたらいいと思います。

おはようございます。
毛針は巻いたことがありませんが、色々と必要な物が多いのですね。昔、ルアー釣りをしていましたので、バイスとかボビンの安物は持ってます。いつかはテンカラしてみようと思ってますが、餌の腕がもう少し上がってからかな?と思ってます。

七流釣り師さんへ

おはようございます。
バイスとボビンがあれば、後は安いもので良いですからすぐ始められますね、羽などもフライ用で良いものが出ていますが、専用のものでなくても巻けば面白いです。

No title

おはようございます。
これは私の取り巻きの友人にぜひ見てもらいたいですね。自分で毛鉤を巻きませんので。
私のボックスからごそっとくすねていってしまいます。父親の具合が芳しくありませんのでしばらくブログの更新ができないと思いますが。。
腰のほうはいかがですか?

テクニカルゲームさんへ

おはようございます。
お父さん心配ですね、どうかお大事に、私の腰もますます駄目になってきましたが、信大へ直接行けば良かったかと、もう1か月以上経ちますが、薬一ついただけないですし、病名もわからないなんて、これでもう釣りは駄目かと思いますとつらいです、アユはきっぱり止めることにしました。

タイイング

私もフライのタイイグ用にと道具を揃えましたが
初期はバイスに似た物で巻いてましたね
これで十分巻けますでしょう、

フライはテンカラと違ってマテリアルの
種類が多くその分お金が掛ります
フライ自体の種類も多いので四季に有ったタイイグに四苦八苦してます、
テンカラもやはりベストな物として色々巻き
種類も増えるますね

釣りお爺さんへ

こんにちは。
テンカラは、フライと違って比較的源流が多いし流す距離も短いので必ずしも虫に似ていなくても良いと言われますね、その分種類も逆さ毛バリと順毛バリくらいしかありませんので巻くのも楽です、ただ、沢山魚を釣りたければ餌釣りですね。

No title

毛バリ作りも道具を揃えると結構お金がかかりますね。
自分でやってみて、いろいろな物が流用できるのが良く分かりました。
またそのうちにアップしようと思いますが、購入費ゼロでやっています。
ポイントはハックルの巻き付け。
ボールペンを使うのは👀からウロコでした。
早速、流用させていただきます。

佐久っ子さんへ

こんにちは。
ウロコが取れて視界良好ですね、野鳥などの羽を巻くのはまたちょっと違いますのでいつかUPします、いろいろ試しにやってみれば面白いですよ。

テンカラデビュー

こんばんは。
これはいいですね。いろんな道具や材料を揃えなければできないと思っていた方々にも、だいぶ敷居が低くなったんではないでしょうか。
とてもタイムリーなことに、昨日、私は初めてテンカラ竿を振ってみました。フライフィッシングとはまた違った難しさと面白さがありました。
ハックルさんのスギッパ巻で釣らせてもらいましたよ。
ありがとうございます!
ハックルさんの毛鉤を参考に、今度は自分でもテンカラ用の毛鉤も巻いてみようと思います(^_^)

リコプテラさんへ

こんばんは。
テンカラは長く流しませんのでポイントの勝負といえるかもしれませんね、釣れ出すと勝負が早いです、特に放流魚の場合はメチャクチャ釣れることがありますね。
フライやっておられる方ならテンカラ毛バリは簡単なものです。

No title

今晩は。
微に入り細に入りの説明でとても分かりやすいですね。
私は20年ほど前にテンカラを始めましたが数匹釣っただけで以降お蔵入りしています。
もう少し魚影が濃ければテンカラをやりたい所ですが、ついつい釣果優先となってエサ釣りになってしまいます。mabu

No title

こんばんわ。
私の毛鉤の作り方はこんな感じですね.
針の固定はやっとこのような物を使っていました.
そんなやっとこでよく作っていたなとおもいますが,今はバイスですよ.

maburinさんへ

おはようございます。
確かに通常テンカラではたいした釣果は得られませんね、川が近ければちょっと夕方振ってくるなんて場合は都合が良いのですが、車に乗せておいて少しだけ釣るには良いですよ。

kinkan600さんへ

おはようございます。
フライと違って簡単なものでも良いと思っています、確かに羽や胴などいろいろ工夫してみるのも楽しいものですし面白いですが、
まずは、自分で作って少しやってみてからいろいろ道具を揃えたらと思って書いてみました。

No title

おはようございます。

毛鉤を巻く様子がわかりました。
糸を巻いていくと上手く羽根が立ってくるものなんですね、何か不思議です。

マンボウさんへ

こんにちは。
この羽の場合は平べったくしないように巻けば簡単にできますが、すべての羽がそうだとは限りません、一番簡単な方法がテーマですので使いやすい羽にしてみました、簡単ですよ。

No title

まさに弘法筆を選ばずで如何なる巻き方でもハックルさんと分かる毛鉤を巻き上げますね。

形が良く釣れる予感を見る側に与えますね。
流石ハックルさん!!!
次回も楽しみです。

No title

こんばんは。
一通りの道具はありますが、なかなかうまくいきませんね~
ボールペンは、よい道具ですね。
この金属部分の滑りのよさも、肝なのかも知れませんね~

幻の渓流師さんへ

おはようございます。
出来あがりはお恥ずかしいです、道具の代用がテーマですし、もう手が震えますのでのでキチンと巻いてありませんよ。
これだったら誰でも巻けると思います。

かんぺ~さんへ

おはようございます。
確かにおっしゃる通りで、この角度が糸を拾ってひねって掛ける調度よい滑り具合なんです、穴が少し大きいのでそのまま差し込んでハックルの配分を調節して左指で押さえた状態でヘッドを巻けばきれいに行きます。
プロフィール

名前 : ハックル70
山国 信州に住む老人です、奈良井川・木曽川水系の川や山を楽しんでいます、どうぞよろしく。

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